ラッテ誌

世の中こんな人もいるんだなって。

ブリザード筑前前原

 

皆さん、こんにちは!!

モルフォニアこと、ラッテ氏です!!

 

 


f:id:onisugo:20200517001519j:image

 

 

 

 

ラッテ氏は45都道府県を旅行したことがあるくらい、
結構旅好きな方だと思います。

 

 

最近、あまりに旅行に行けてないので寝るとき、

いろいろとテーマを決めて今までで一番○○だった旅行を思い浮かべるということを

羊を数える代わりにしてます笑

 

そして、人間の記憶って辛かった記憶のほうが

強く心に残るらしいです。

 

というわけで、

あちこち旅行に行く中、

過去一番「寒かった思い出」を書きたいと思います。

 

 

ラッテ氏は東北出身で、寒さには割と強い方です。

また、北海道、東北の冬にも旅行に行ったことあるのですが

 

一番は「福岡県」に旅行に行ったときです笑

まさかの南。

 

そのまさかが、余計にインパクトに残っているのです。

 

あれは忘れもしない、唐津の鏡山温泉から博多への帰りでした。

その時、唐津は天気が大荒れで強風と吹雪で秒で湯冷めし

ようやく乗り込んだ電車も、

ちょくちょく運転を見合わせながらの運航で

結構、疲弊しておりました。

 

乗った電車は筑肥線といいまして、

唐津方面からそのまま地下鉄に直通し博多までダイレクトに行ける電車でした。

所要時間も一時間半ほど、関東で言えば東京駅~成田空港くらいの時間ということだったので

そこまでの距離でもないですし、乗ってればたどり着くので

ぼーっとしてようと思いました。

 

すると、アナウンスが入り

 

「この電車は福岡空港行から、「姪浜行」になります。」

 

とのこと、

調べてみると、姪浜とは地下鉄の始発駅らしく

直接博多まで行けないのは残念ですが

地下鉄だし、雨風はしのげるでしょうと思い

また、しばらく電車に乗っていると

 

再度、アナウンスがあり

 

「この電車は姪浜行きから、「ちくぜんまえばる行」になります。」

 

まさかの!二回目!!

そして、ちくぜんまえばるという謎ワード

 

どこに、、どこに降ろされるのラッテ氏?笑

 

路線図を見ても全くどこの駅かぴんと来なかったので

調べてみると、どうやら

筑前前原」と書いてちくぜんまえばるらしい。

このときに学んだのですが、

九州地域では「原」の字を「はる」と読むことがあるらしいのです。

 

 

そして、運命の瞬間

ラッテ氏、人生初筑前前原

生まれて初めて見た筑前前原は、

ロータリーがちょっと化粧の濃い人のファンデーションのように薄く雪化粧され

その雪が突風に混りホームに吹き込んできて、とても寒かったです。

 

途中で降ろされるということは

待ち合わせの電車でもあるのだろうと思ったら

そんなことはなく、次の電車を待つことになりました。

 

しかし、待てども待てども次の電車は来ない。

時刻表などもはや機能しておらず

ホットの午後の紅茶を2本も飲んでしまいました。

20分以上待ったでしょうか、ようやく次の電車がきました。

 

よかった、これで博多まで行ける!

と思ったのですが、行先は先ほどの「姪浜

でも、地下鉄なら天候に左右されないし

もうここまで来たらもう、、どうにでもなれって感じです。

 

そして、到着した姪浜駅

 

なんと、、、

 

地上駅でした。

 

 

あの時の最後の希望を絶たれた時の気持ち、

とても色濃く心に刻み込まれます。

 

今でも、筑肥線と聞くと吹雪の筑前前原を思い出します。

あれ以来、旅行鞄には必ずカイロを入れるようにしてます。

 

 

 

ベストウイッシュ